うねび内科Blog

徒然なるままに、院長木村がブログをつづっています。日々感じること、季節のこと、プライベートのことなどもいろいろお話しています。普段の診察ではなかなかゆっくりとお話することができない患者様とのコミュニケーションの場と考えています。もちろん、医療のこと、クリニックのこともお話しています。

ブログ一覧

あまり変わりありません?

コロナが5月8日に5類感染症になってから、

全国のおよそ5,000の医療機関から毎週1回月曜日に、

先週1週間の新規コロナの発生人数の報告がなされます。

(定点把握については、6月11日のブログで紹介しています。)

ブログ記事はこちら→ >>「定点把握」


当院も5月から、毎週保健所に報告しています。

5月1週目は7人、

2週目は13人、

3週目は18人、

4週目は26人で、合計64人でした。

昨年の5月は78人でした。


6月1週目は11人、

2週目は12人、

3週目は21人、

4週目は26人で、合計70人でした。

昨年の6月は51人でした。


7月1週目は30人、

2週目は35人、

3週目は45人、

4週目は30人で、合計140人でした。

昨年の7月は247人でした。


昨年の7月は第7波のピークで大変な時でした。

(この時の様子は、昨年7月24日の「第7波の波の高さ」で僕の思いをブログに書きました。)

ブログ記事はこちら→ >>「第7波の波の高さ」


8月1週目は54人、

2週目は37人、

3週目は52人、

4週目は50人で、合計193人でした。

昨年の8月は215人でした。

昨年は感染者数がどんどん増える7月の大変さを経験したので、

今年7月、8月も大変ですが、

うねび内科クリニックの12神将のが頑張ってくれています。

(12神将は本尊を守る神で、新薬師寺の僕が好きな仏様です。)

ブログ記事はこちら→ >>「うねび内科クリニックの守護神」

人の縁

うねび内科クリニックでは、訪問診療をしています。

最近は、自宅で最期を迎える患者さんが増えています。

死亡診断書の死因をもとに、統計が発表されますが、

コロナ禍の時には入院したら面会制限があり家族に会えないため、

自宅で最期を迎える選択をする患者さんやその家族が増えました。

90歳超えて自宅で家族に看取られ、

死亡診断書の死因に「老衰」と書くことも増えました。

お盆が過ぎて、以前、訪問診療で看取りをした患者さんのご家族が、

「初盆をしました」などの話をしてくれたり、

また月日が経ってから、今度はその時の家族の方が当院を受診されると、

「あの時はどうも…」などの話になり、故人を偲ぶ折に、

クリニックを通して人の縁に触れ、

医師をしていてよかったと思います。

お盆の過ごし方

うねび内科クリニックは8月11日から今日まで夏季休診でした。

当院の発熱外来は5月の連休明けから日増しに増加していましたが、

先週にはわずかに減少しました。

通常より少ない人数で忙しい7,8月を頑張ってくれたスタッフ達には、

お盆の休暇中にしっかりリフレッシュしてくれたらと思います。


僕はお盆休みは忙しいスケジュールでした。

お盆前に先祖のお墓参りをしました。

医師になったことをとても喜んでくれた叔父の墓にも手を合わせました。

亡くなってから30年も経ちます。

叔父の期待に応えられているのかな!?…いろいろと近況報告しました。


一昨日には姪の結婚式があり、

前日には神戸で姪夫婦とランチ、夕方には親族と会食、

披露宴当日の会食と外食が続きました。


コロナ期間に延期になっていた挙式は、たくさんの人が参列し、

ようやくこのようなイベントが、

ほぼ普通に行われる状況が戻ってきたことを実感しました。

挙式・披露宴中にマスクをしているのは僕だけで、

もうマスクをしていることが申し訳なく感じるくらいでしたが、

やはり職業柄、外すことができませんでした。

挙式は和やかで、若い2人の門出を無事祝うことができました。


そして昨日、今日と台風が近畿直撃、

今日は人間ドックの予定でしたが健診センターが休診となり延期になり、

荒天の2日間は自宅でピアノの練習、

新しい曲「人と時と風の中へ」の楽譜とにらめっこ。

残りの時間は愛犬と遊んだり、ゆっくりできました。

夕方にはクリニックに行って台風のダメージを見にいきましたが無事を確認、

明日の診察の準備をして帰宅、

明日から通常に戻ります。

うねび内科クリニックの守護神

7月21日のブログで、在宅医療の神様のことを書きましたが、

ブログはこちら→ >>「在宅医療の神様」

うねび内科クリニックにはもう一つの守護神がいてくれます。

奈良県民でも直接ご覧になった方は少ないかもしれませんが、

奈良の新薬師寺には、

本尊の薬師如来の周りを、12の神将が守っています。

こちら→>>http://www.shinyakushiji.or.jp/junisinsho/

数年前に拝観したのですが、

一人ひとりが手に武器を持ち、力強く本尊を守る立ち姿が心に残っています。


7月29日ブログで書いたように、

ブログはこちら→>>「クリニックの現状・コロナの現状」

今、うねび内科クリニックはまた忙しくなっています。

スタッフの人数もいつもより3人少なくなり、

一人ひとりの業務量が増えていますが、

それぞれが一人分以上に動き回り、かつ他のスタッフとうまく連動して、

忙しい中、毎日それほど遅くならず診療も終わり、

スタッフも何事もないようにいつものように帰っていきます。

本当に皆んなでクリニックを支えてくれています。


そんなスタッフの姿が力強く、

コロナの第9波に少ない人数で立ち向かってくれて、

僕の中では新薬師寺の十二神将のように思えます。

本当に心強く感謝です。