2021/03/31
一隅を照らす
「一隅(いちぐう)を照らす」という言葉があります。
天台宗の開祖・最澄の言葉です。
「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という言葉です。
一隅とは、片すみや自分のいる場所。
一人ひとりが自分のいる場所で一隅を照らしていくことこそ、
私たちの本来の役目であり、
それが積み重なることで世の中がよくなるという事です。
どこかの片すみでも、小さな事でも、一つひとつ真面目に行う。
今の自分にできることを一生懸命やる。
そうやって一人一人が灯す小さな光がやがて大きな光となる。
忘れがちだけど、そんな当たり前のことを思い出させてくれる言葉です。
一隅を照らすクリニックでありたいと開業しました。
「一隅を照らす」つまり、「自分の開業場所で精一杯に尽くす」
そんな姿勢で毎日を送っていれば、
必然的にその場その場で欠くことのできないクリニックとなり、
地域からも必要とされるクリニックなっていくはずです。