うねび内科Blog

徒然なるままに、院長木村がブログをつづっています。日々感じること、季節のこと、プライベートのことなどもいろいろお話しています。普段の診察ではなかなかゆっくりとお話することができない患者様とのコミュニケーションの場と考えています。もちろん、医療のこと、クリニックのこともお話しています。

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第6波

あっという間に1月が終わります。

今年に入り、20代の発熱の患者さんが急に増えてきました。


1月後半から奈良県でも感染者数の増加が報道され、

当院のコロナの検査数も増えました。

テレビの報道にもあるように、

クリニックにも充分に抗原検査キットが入りにくくなっています。


PCR検査依頼も増えましたが、

PCR検査の結果も翌日から2日後、さらには3日後と、

結果判明が遅延してきました。


検査センターも検査依頼数が急激に増え、

業務が追いつかないとのことでした。

クリニックから新規感染者数の報告を保健所にするも電話はつながらず、

連日夜の9時半から10時ごろにやっとつながるという毎日でした。


保健所から患者さんへの連絡も、

当日、翌日ではなく4,5日後という状況です。


連日こんな感じでスタッフもヘトヘトです。

2月はどうなるのでしょうか。。。

新型コロナウィルスの検査方法について

オミクロン株による全国の感染者数が急増しています。

新型コロナウィルス感染症の診断方法についての情報です。


当院ではコロナの検査を、

「抗原検査」、「PCR検査」、「NEAR法」の、

3通りを使い分けて行っています。

昨年からNEAR法を使うことが増えました。

(令和2年10月20日から厚労省から保険適応承認されています)


「抗原検査」は、インフルエンザの検査のように、

鼻腔に綿棒を入れて行うもので、

15分で結果がわかります。

「PCR検査」は、遺伝子検査で検体を検査会社へ委託する必要があり、

結果に1〜3日かかります。

同じ遺伝子検査の等温核酸増幅法(NEAR法=Nicking Enzyme Amplification Reaction)

という検査があります。

「NEAR法」は、PCR検査と同程度とされ、

しかも15分で院内で結果がわかります。

迅速性と正確性を兼ね備えています。


どの検査を行うかは、

症状や感染状況、患者さんの年齢などに応じて医師が判断して選択しています。


例えばPCR検査は結果に時間がかかりますが唾液でも検査できます。

NEAR法は、左右両方の鼻に綿棒を入れるので、

小さな子供さんは嫌がるかもしれません。


また、海外渡航の際の陰性証明には、

渡航先の国によってはPCR法が求められます等々です。

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


大晦日と元旦の2日間は、趣味の庭仕事をして過ごしましたが、

今日の夕方に老人ホームから往診依頼があり、

クリニックから老人ホームへ向かいました。


例年は橿原神宮への参拝の車列ができていますが、

今年は少ない感じでした。

ガソリンスタンドも通常通り営業していました。


老人ホームではお正月飾りが施され、

いつもと違うにぎやかな感じでした。


元旦からの往診に老人ホームから、

お土産のお屠蘇代わりの日本酒をいただいて帰ってきました。

施設の名前の「かぎろひ」という日本酒、

今からいただきます。