うねび内科Blog

徒然なるままに、院長木村がブログをつづっています。日々感じること、季節のこと、プライベートのことなどもいろいろお話しています。普段の診察ではなかなかゆっくりとお話することができない患者様とのコミュニケーションの場と考えています。もちろん、医療のこと、クリニックのこともお話しています。

ブログ一覧

ゴールデンウイークの過ごし方

昨日はゴールデンウイークの初日、

三年前の緊急事態宣言の頃と大きく違う、楽しい行楽シーズンの始まりです。

昨日は祝日で、うねび内科クリニックは休診でしたが、

朝から事務のスタッフがレセプトという業務をするために、

夕方まで出勤してくれました。


僕は、朝10時から夕方18時まで、

休日夜間応急診療所の内科当番で、

保健センターでの勤務でした。


休日診療所では、朝から電話がたくさん鳴っていました。

相変わらず発熱の患者さんからの診察依頼で、

午前中は忙しく過ぎました。


昼からは少し落ち着きましたが、

小児科のドクターは忙しいようでした。


勤務が終わって夕方自宅に戻るころには少し雨が降り始めて、

愛犬のふうちゃんと外で遊べず、

ソファーでゆっくり好きな山の本を読みました。


今日もあいにくの雨ですが、

本を読んだり、晴れ間に庭の草引きをしたり、

ワンちゃんと遊んで(遊んでもらって!?)

ゴールデンウイークを過ごしています。

何度も聞かれます

先日のブログで書きましたが、

今週から『うねびクリニックモール』の看板が、

ビルのオーナーの「吉銘」さんに代わりました。

→>>『隠れ家的な!?』


ビルの入り口の看板も「株式会社 吉銘」となっていて、

外から見るとクリニックや薬局が入っているように見えません。

事情をご存知なければ違和感を感じる方もおられるようで、

普段から当院の前の国道を歩いている方や、

クリニックの患者さんも心配してくださり、

「うねび内科クリニくは無くなるの?」と聞かれました、苦笑


スタッフも僕も変わりなく診察しております。

ご心配、ありがとうございます。


ビルのオーナーさんに、隣の薬局と併せて新しく看板の設置をお願いしています。

しばらくご心配・ご不便をおかけしますが、

よろしくお願いします。

リフレッシュ

先日から数日間、天気が良い日が続きました。

僕の苦手な黄砂も少なそうでした。

日曜日には、桜井市の鳥見山の麓で散策しました。

山のもみじの新緑が眩しいくらいで、

青空との対比できれいな一枚が撮れました。


先日の朝ドラの「らんまん」のことを書いたブログで、

→>>『らんまんと僕の好きな場所』

森林浴のことに触れたのですが、

自宅近くでの森林浴で、

リフレッシュした一日でした。

隠れ家的な!?

うねび内科クリニックが入居しているビルは、

数年前にビルのオーナーさんが変わり、

昨日からビルの看板が「うねびクリニックモール」から、

「株式会社 吉銘」に変わりました。

それに伴い、現在国道沿いの看板には「内科」という文字しか出ておらず、

うねび内科クリニックが隠れ家的な感じになっています、汗

ホームページの「当院へのアクセス」のページには、

→>>アクセス

「うねびクリニックモールの看板を目印に」とあり、

初めて当院へ来られる方には入り口が分かりにくくなっていると思います。

近々、分かりやすい案内看板を設置しようと考えています。


News & Topicsもご覧ください。

→>>「初めて来院される方へのお知らせ」

コロナウィルス『5類移行』に向けて

今日は午後から、

新型コロナウィルス5類移行に向けての講習がありました。

奈良県立医科大学と、奈良県庁の講習は、

今どきのウェブで行われ、

クリニックにいながら聴講できたので便利でした。


コロナ禍になり3年も経って、

ある程度ワクチン接種も進み、

新型コロナウィルス薬もできたので、

もう緊急事態宣言もないし、

過剰なウイルス対策はせずに生活をしていくことになります。


当たり前ですが、

人間の考えだけでウイルスの分類・扱い方を2類から5類に変えるだけなので、

ウイルスがいなくなる訳ではないし、

もう大丈夫という訳ではありません。


しかし、今後はもう少し感染対策を緩和し、

家族が入院しても面会もできそうです。


どこまで感染対策を緩和するかは、

各病院、各クリニック、各老人ホームに委ねられるとのことでした。


防護服を着ていたコロナの検査も、

手袋とフェイスシールドだけになっていくようです。

それでも、ゴホゴホと咳のひどい人に検査をする際は、

やはり、防護服を着る必要がある、そういう細やかな判断を、

それぞれの医療機関で考え、

決断していくことになる『5類移行』とのことでした。


うねび内科クリニックでは引き続き、院内の換気として、

・窓を開けた自然換気

・換気扇を使う機械換気

・HEPAフィルター付き空気清浄機

・プラズマクラスター空気清浄機など、

気を抜かず、しっかり行っていこうと思います。

らんまんと僕の好きな場所

今、NHKの朝ドラ『らんまん』で、

牧野富太郎という植物学者の話が放送されています。

牧野博士は日本の植物分類の父と言われ、

植物が大好きで、「雑草という草は無い」と雑草を愛し、

植物学に94年の人生を捧げた方です。

あちこちの植物園の監修などをされたようです。


以前、ブログで紹介したNHKのラジオ番組『山カフェ』で、

昨年、六甲高山植物園のスタッフがゲストに出られていて、

その人の話から開園90周年が経っていること、

また、その開園時に牧野富太郎博士が関わったことを知りました。


六甲高山植物園は、

歩いていろいろな高山植物や、

今の時期だと桜などを見ることができる気持ちの良い場所です。


以前、コロナ前のクリニックの職員旅行でもコースに入れていました。

歩いて森林浴が楽しめる、

僕が大好きな場所です。

リノベーションによる街づくり

先日、NHKラジオで、

建築家、陣内秀信さんの「日本の街の都市再生」を聞きました。

開発一辺倒だった街を、

人に優しい自然の風景を取り戻す街づくりにするにはどうするべきか、

建築に関心がある僕にとってはとても興味深い内容でした。


ラジオの話しでは、新しく建物を建てるよりも古くからある建物を使って、

住居、店舗をリノベーションで作るエコな発想でコストを抑え、

大量消費、大量廃棄した時代を見直し、

自然の原っぱや里山を残した街づくりが大切とのことでした。


今後、人口が減少していく社会で、空き家の増加が問題になっていて、

今までと違う発想・考え方で既存のものに新しい価値を見出すこと、

日本の街を再生するには大変重要な考え方だと共感しました。

うねび内科クリニックは、

地域の人々が健康で幸せな生活を送るために、

さまざまなサービスや支援を提供し合うことを目指しています。

「街づくり」は医療・介護の提供体制にも密接な関係があります。

この続きはまた次回に書いてみたいと思います。

院長365日

先日のブログで、

山小屋の小屋番さんの365日のことを書きましたが、

>>→ https://www.unebi-naika.com/blog/entry-196.html

それになぞらえて、

今日はクリニックの院長の365日の仕事の様子を書いてみたいと思います。

毎朝7時半ごろにクリニックに到着、

エアコン・空気清浄機・レントゲンの電源・レセプトコンピューターなど、

いろいろな電源を入れて回ります。


それぞれの作動を確認したら、外回りの駐車場の掃除、

朝刊新聞の取り入れをして患者さんの受け入れ準備をします。

8時を過ぎるとスタッフが出勤、

診察の準備が始まります。


早い患者さんはすでにクリニックに到着して、

準備が完了するのを待ってくれています。

電話も鳴り始めます。

訪問診療に行っている老人ホームから、

体調の悪い患者さんの往診依頼が朝からあるときには、

朝の診療準備前に往診に行くこともあります。


9時前には診察が始まります。

患者さんの診察、患者さんの家族の介護相談や、

患者さんの子供の学校の相談などなど、

忙しい日には僕がトイレに行きたくても行けず(苦笑)

昼まで診察が続きます。


昼から訪問診療がある日には、

そのままおにぎりと往診カバンを車に積んで、

何軒かの患者さんの家に往診に出かけます。


15時ごろにクリニックに戻って、朝に診察した患者さんのカルテの点検や、

往診の患者さんの処方箋作成など…

そうしているうちに夕方の診察が始まり、

早出の医療事務スタッフが僕が往診したカルテを処理してくれます。


夕方16時半には早い患者さんが来られ、受付準備ができれば夜の診察が始まり、

19時過ぎには診察終了、

そこから夜のカルテの点検をして、

20時ごろまでにはスタッフも帰宅して1人クリニックで朝刊新聞を読んだり、

翌日の診察の準備をして帰宅、


忙しい毎日ですが、夜、家に帰ると、

静かな夜の空を見て、

星や星座、夜の森の中の動物の歩く音や鳴き声が、

一日の疲れやストレスを一瞬にして癒してくれます。

山の近くの自宅が僕の山小屋に思えます。

これからも我がクリニックの小屋番として、

多岐に渡る仕事をしっかりこなしていきたいと思います。