先日のブログで、
山小屋の小屋番さんの365日のことを書きましたが、
>>→ https://www.unebi-naika.com/blog/entry-196.html
それになぞらえて、
今日はクリニックの院長の365日の仕事の様子を書いてみたいと思います。
毎朝7時半ごろにクリニックに到着、
エアコン・空気清浄機・レントゲンの電源・レセプトコンピューターなど、
いろいろな電源を入れて回ります。
それぞれの作動を確認したら、外回りの駐車場の掃除、
朝刊新聞の取り入れをして患者さんの受け入れ準備をします。
8時を過ぎるとスタッフが出勤、
診察の準備が始まります。
早い患者さんはすでにクリニックに到着して、
準備が完了するのを待ってくれています。
電話も鳴り始めます。
訪問診療に行っている老人ホームから、
体調の悪い患者さんの往診依頼が朝からあるときには、
朝の診療準備前に往診に行くこともあります。
9時前には診察が始まります。
患者さんの診察、患者さんの家族の介護相談や、
患者さんの子供の学校の相談などなど、
忙しい日には僕がトイレに行きたくても行けず(苦笑)
昼まで診察が続きます。
昼から訪問診療がある日には、
そのままおにぎりと往診カバンを車に積んで、
何軒かの患者さんの家に往診に出かけます。
15時ごろにクリニックに戻って、朝に診察した患者さんのカルテの点検や、
往診の患者さんの処方箋作成など…
そうしているうちに夕方の診察が始まり、
早出の医療事務スタッフが僕が往診したカルテを処理してくれます。
夕方16時半には早い患者さんが来られ、受付準備ができれば夜の診察が始まり、
19時過ぎには診察終了、
そこから夜のカルテの点検をして、
20時ごろまでにはスタッフも帰宅して1人クリニックで朝刊新聞を読んだり、
翌日の診察の準備をして帰宅、
忙しい毎日ですが、夜、家に帰ると、
静かな夜の空を見て、
星や星座、夜の森の中の動物の歩く音や鳴き声が、
一日の疲れやストレスを一瞬にして癒してくれます。
山の近くの自宅が僕の山小屋に思えます。
これからも我がクリニックの小屋番として、
多岐に渡る仕事をしっかりこなしていきたいと思います。