うねび内科Blog

徒然なるままに、院長木村がブログをつづっています。日々感じること、季節のこと、プライベートのことなどもいろいろお話しています。普段の診察ではなかなかゆっくりとお話することができない患者様とのコミュニケーションの場と考えています。もちろん、医療のこと、クリニックのこともお話しています。

ブログ一覧

写真撮るの、忘れました

週末の土曜日は、夕方から当院の研修会をしました。

前回は、7月8日に多武峰観光ホテルで、

大リーガーの大谷翔平さんの”大谷曼荼羅”を使って、

うねび内科クリニックの目指す方向を話し合いました。

その時のブログはこちら→ >>「大谷さんに見習って」


今回は、発熱外来を振り返って、

他の医療機関の経験も参考に、この3年間を振り返る研修でした。


コロナは、5月に5類感染症になりました。

その後、7月、8月、9月と第9波になりましたが、

10月になり、10月16日のブログでお知らせした通り、

コロナも一段落しました。

ブログはこちら→ >>「だいぶ減ってきました」


この間、スタッフの間でも意見の調整も何回も繰り返してきました。

また、来月から新しいスタッフも加わることもあり、

今後もスタッフ間でいろいろ調整しながらやっていきたいと思います。


今回は長谷寺温泉の井谷屋さんで、

研修とその後、食事会をしました。

今回は写真を撮るのを忘れてしまいました。


僕は研修前に、少し早く行って、

井谷屋さんの温泉に入らせてもらいました。

アルカリ性の温泉で、ゆっくりできました。

青年の樹

昨日、むかし昔‥の話のブログを書きましたが、

僕が高校1年の頃、

テレビで「野々村病院物語」というドラマがありました。

宇津井健主演の大学病院の医師が大学病院をやめ、

地域医療のために街に”野々村病院”を開業したドラマでした。


中学生の頃から医師になりたかった僕は、

このドラマを見てますます医師になりたくなり、

受験勉強をしました。


このドラマの主題歌が、谷村新司さんが歌う、「青年の樹」でした。

今も時々懐かしく聴きます。

患者さんの役に立つ医師になりたい、

患者さんに頼られる医師になりたいと勉強していた学生時代を思い出します。


奈良県立医科大学に入ってからは、

麻酔科医になった友達が、谷村新司さんの「昴」をカラオケで歌っていました。

最近は、24時間テレビの終わりで、「サライ」が流れ、

僕もクリニックの慰安旅行の時に歌ったことが思い出されます。


青春時代というのか、

中学生、高校生、大学生の頃に耳にして、

僕の人生の歌になった谷村新司さんが逝き、

淋しく感じます。

改めて「青年の樹」を思い出しました。

むかし昔?いや少し前

前回のブログで、インフルエンザキットの不足の話をお知らせしました。

今は、インフルエンザの診断には、

インフルエンザの抗原キットを使いますが、

僕が医師になった平成4年には、インフルエンザのキットはありませんでした。


キットができたのが平成11年なので、

この年に僕は大阪府枚方市の星ヶ丘厚生年金病院から、

橿原市の平成記念病院に転勤した時でした。


この頃は、平成記念病院でも、

発熱患者さんにインフルエンザを疑った場合、

抗原ではなく採血をして抗体を調べて診断をしていました。


結果が返ってくる1週間後にインフルエンザとわかっても、

患者さんも、すでに熱が下がっていることがほとんどでした。

それから2年後に、タミフルというインフルエンザの薬ができました。

キットやタミフルができる前は、冬に発熱があり病院を受診して、

診察した医師がインフルエンザと診断したらインフルエンザ、

風邪といえば風邪の診断で、ずいぶん今とは違う時代でした。


このあと、冬場の腸炎ウィルスがノロウィルスと命名されたり、

今ではよく耳にするRSウィルスも診断キットができたり、

今では当たり前のことが、

この30年の進歩なのです。

抗原キット

今年は、夏から続くインフルエンザの流行で、

インフルエンザの診断キットが不足して入荷しづらくなっています。

このブログでも、コロナ禍になり解熱剤の不足や、

咳止めの不足など、いろいろ案内しました。

今度は、インフルエンザの診断キットがありません。

インフルエンザの診断キットが無くても、

家族や学校などでインフルエンザが流行していれば

インフルエンザの薬を飲んでもらうこともできますが、

やはり、はっきりインフルエンザと判った方が安心ですね。

だいぶ減ってきました

うねび内科クリニックでは、毎週定点報告で、

この一週間のコロナ発生人数を保健所に報告していますが、

今週は17名と少なくなりました。

全国ニュースでも減ってきていると報道されています。


先日、厚労省が発表した、

新型コロナウィルスの感染によって得られるN抗体を保有する人の割合は、

51%だそうです。


また、新型コロナウィルスに感染するだけでなく、

ワクチンを接種しても得られるS抗体の保有率は約90%だそうです。


国民全体として、この3年間で集団免疫をつけたことになり、

コロナについても、ひと息つける状況になりました。

今度はデング熱?

数年前に、東京の代々木公園でも、

蚊が媒介するデング熱のニュースがありました。

最近また、世界的に増えているようです。


感染した人が、日本に観光に来た際に蚊に刺されて、

その人の血液を吸った蚊に、次の人が刺されて‥と、

蚊によって媒介されるようです。

2019年に奈良に来た修学旅行生が東京に戻って、

デング熱を発症した例は、医療従事者なら知っているかもしれません。

今年も国内でも発生しているようです。


コロナもそうですが、もしデング熱が流行しても、

流行初期にはすぐには抗原キットがないので、

一般の病院やクリニックなどでは診断できないのです。

増えなければいいですが。。。

ご応募お待ちしています

医療、介護分野では、

超高齢化社会に対応するための病院や、

老人ホーム、老健施設、介護施設の不足が心配されています。

また、それら病院や施設で働くマンパワー不足も心配されています。


物流業界ではすでに2024年問題があります。

2024年問題とは、2024年4月1日から、

トラックドライバーの年間の時間外労働時間(残業時間)の上限が、

960時間までに規制されることによって生じる様々な問題の総称です。


ドライバー1人ひとりの労働時間が制限されることで、

物流量が減るため、今までのように荷物が翌日に届かなくなります。

同じ人手不足で、

郵便局も一足早く土曜日の配達がなくなりました。

日本の人口減少社会で、じわじわと働き手不足が見られます。


うねび内科クリニックでも、

医療事務や、看護師を募集しても見つかりにくくなりつつあります。


今の時期、インフルエンザワクチンや、

コロナワクチンの問診票の書き方がわからないお年寄りの方に、

スタッフが待合室で説明したり、

きめ細やかな対応するためにはより多くの医療事務スタッフが必要です。


うねび内科クリニックでは、

現在、一緒に働いてくれる医療事務を複数人募集しています。

是非、ご応募お待ちしています。

採用情報はこちら→「採用情報」