うねび内科Blog

徒然なるままに、院長木村がブログをつづっています。日々感じること、季節のこと、プライベートのことなどもいろいろお話しています。普段の診察ではなかなかゆっくりとお話することができない患者様とのコミュニケーションの場と考えています。もちろん、医療のこと、クリニックのこともお話しています。

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懐かしい味2

毎日暑いですね。

5月4日のブログで、柏餅の話を書きました。

記事はこちら→ >>「懐かしい味」


先日、暑い日に訪問診療に行った際に、患者さんの家族の方から、

カルピスウォーターをいただきました。

カルピスは子供の時以来なので50年ぶりでしたが、

これまた懐かしい味で、

子供の頃の暑い夏休みの1日がよみがえりました。

サインしてもらってます

6月から、糖尿病、高血圧、高脂血症で通院の方に、

療養計画書を発行しています。


今までも、糖尿病の方にはどれくらい食べていいのか、

高血圧の方に、塩分制限の方法など、

それぞれの患者さんごとに、毎回一生懸命説明をしていました。


6月からは同じ説明を書面で行い、

患者さんにサインをしていただかないと、

説明したことにならないようになりました。

このルールに全国の医師が驚き、困惑し、

限られた診療時間内に、病気の説明以外に、

サインの必要性まで説明する時間があるのか心配されていました。


当院でも、書面での署名を患者さんごとに行なっていますが、

このようなルールが必要なのか疑問に思います。


医師と患者さんのお互いの信頼関係で、

心の通じ合う医療が大切だと考えています。

始まったばかりのルールですが、困惑しています。

来年に備えて

先日、「診療報酬改定に際してのお知らせ」という記事を書きました。

記事はこちら→ >>「診療報酬改定に際してのお知らせ」

その続きと、来年に備えについてのお話しです。


”医療DX”とは、

医療分野(病院、薬局、訪問看護ステーションなどの医療機関)における、

DX(デジタルトランスフォーメーション)のことです。

医療の現場でデジタル技術を活用することで、

医療の効率や質を向上させることを目的としています。

賛否両論あるようですが、国は保険証を廃止して、

マイナンバーカードを保険証として利用する予定です。


マイナンバーカードが保険証の機能をもてば、

患者さんが救急車で病院に搬送された時に、

病院は患者さんや家族の同意があれば、マイナンバーカードを利用して

普段から通院しているクリニックの投薬情報や、

検査結果を真夜中でも入手して、

救急外来で診療できるようになります。


このためには、

クリニックも従来のレセプトコンピューターでは対応できず、

電子カルテを導入する必要があります。

来年に備えて、うねび内科クリニックでも、

7月から対応を始めることにしました。

今までの診療スタイルが変わるため、

僕もスタッフも新しい電子カルテに備えています。


各医療機関がネットワークで連携する医療DXに、

当院も移行していきます。