うねび内科Blog

徒然なるままに、院長木村がブログをつづっています。日々感じること、季節のこと、プライベートのことなどもいろいろお話しています。普段の診察ではなかなかゆっくりとお話することができない患者様とのコミュニケーションの場と考えています。もちろん、医療のこと、クリニックのこともお話しています。

ブログ一覧

三連休の間に

最近は、運動不足になりがちなことを感じる毎日なので、

先日の三連休の間の1日に、六甲山へ行って来ました。

電車で鶴橋まで行き、神戸三宮行きに乗り換えて御影駅で下車。

バスに乗って六甲ケーブル下に行き、

そこからケーブルに乗って六甲山に登りました。


六甲山ガイドハウス、六甲山ビジターセンターで、

ハイキングマップをゲットして歩き始めました。


はじめに三国池という六甲山開発当初の別荘地跡まで歩き、

そこから眺めのいいゴールデンポイントに移動、

お天気は曇りでしたが晴れ間から明石海峡も見えました。


引き返して今度は、ダイヤモンドポイントと言われる、

山の北側の裏六甲を一望するポイントに移動しましたが、

3時間歩いただけで足が疲れてしまいました。

日頃の運動不足を自覚した山歩きでした。

敬老の日に思う

今日は敬老の日でした。

今日の新聞の見出しに「高齢者最多3625万人」とありました。

65歳以上の高齢者は3625万人、

総人口に占める割合は約30%だそうです。


僕もあと5年ほどで高齢者になります。

昨年発表された日本の男性の平均寿命は81歳です。

僕は現在59歳なので、既に人生の59/81、

人生の81分の59=約72%が終わっています。


陸上競技に例えると、トラック一周の残り4分の1、

人生の第3コーナーにさしかかっています。


ここまで走れたことがありがたく、

ゴールまで最後の全力疾走で、

毎日の診療と訪問診療をしたいと思います。


今までクリニックに通って来て頂いた患者さんも高齢になり、

運転免許を返納され、さらには回復が難しい病気や、

病気じゃなくても年齢的な衰えに如何ともし難い状態になることもあります。

人間誰しもいつかは亡くなります。

人生最期の場所が病院になることが多いですが、

この数年は自宅を選ばれる方が増えて来ました。


クリニックに通院されていた方が自宅で死にたいと希望されたら、

僕は最期まで付き合っていきたい、

人生の先輩たる患者さんの老い方、死に方に、

自分も一人の人間として毎日人生とは何たるかを学んでいます。


敬老の日に思うこと、

もう少し書きたいところですが今日はこの辺で。

あれから34年

僕が奈良県立医科大学の学生のときに、

奈良県立医科大学附属病院で臨床実習がありました。


あれから34年、

今週は、月曜日と水曜日の2日間、

当院に看護学校の3年生がクリニックの診察の見学に来られました。

どんな学生さんが来るのかと思っていたら、

まだ20歳の若い学生で元気が溢れ、いい笑顔の二人、

礼儀も正しく、

クリニックの患者さんにもしっかり、

「見学させてもらいます」と大きな声で挨拶。

午前中は、僕の診察の見学や、

クリニックの看護師からの説明を聞きました。


午後からは僕の車に乗って、

訪問診療の同行見学でした。

一軒、一軒患者さんの玄関先で見学の許可をもらい、

家の中での診察見学をしてもらいました。


患者さん、その家族にそれぞれの人生があります。

その方に寄り添う言葉と医療・介護で、

元気に過ごしてもらえるようにすることの大切さを

学生には伝えました。


実習2日間の最後に、学生からの感想をいただき、

僕自身も、改めて初心を思い出すことができた嬉しい2日間でした。

災害発生に備えて

8月は、お盆に南海トラフ地震の臨時情報があって、

ドキッとしました。

先週は、台風の接近のニュースが連日テレビで流れて心配しましたが、

奈良県は大きな被害が無く、ホッとしました。


しかし、宮崎県や神奈川県や遠く離れた北海道など、

広範囲で大きな被害があり、

被災された皆様には心からお見舞い申し上げるとともに、

早い復興をお祈りしています。


8月は大規模災害発生の危機意識が一気に高まりました。

地震などの大規模災害の際には、

橿原市と医師会の協定で、

被災当初3日間はクリニックを閉じて、

各医院の医師は、最寄りの中学校に設置される救護所に

駆けつけることになっています。

当院は、畝傍中学校になっています。


この度、11月に橿原市の大規模災害を想定した訓練が予定されています。

10月に事前の会議、11月に大規模訓練に参加予定です。