うねび内科Blog

あれから34年

僕が奈良県立医科大学の学生のときに、

奈良県立医科大学附属病院で臨床実習がありました。


あれから34年、

今週は、月曜日と水曜日の2日間、

当院に看護学校の3年生がクリニックの診察の見学に来られました。

どんな学生さんが来るのかと思っていたら、

まだ20歳の若い学生で元気が溢れ、いい笑顔の二人、

礼儀も正しく、

クリニックの患者さんにもしっかり、

「見学させてもらいます」と大きな声で挨拶。

午前中は、僕の診察の見学や、

クリニックの看護師からの説明を聞きました。


午後からは僕の車に乗って、

訪問診療の同行見学でした。

一軒、一軒患者さんの玄関先で見学の許可をもらい、

家の中での診察見学をしてもらいました。


患者さん、その家族にそれぞれの人生があります。

その方に寄り添う言葉と医療・介護で、

元気に過ごしてもらえるようにすることの大切さを

学生には伝えました。


実習2日間の最後に、学生からの感想をいただき、

僕自身も、改めて初心を思い出すことができた嬉しい2日間でした。