うねび内科Blog

敬老の日に思う

今日は敬老の日でした。

今日の新聞の見出しに「高齢者最多3625万人」とありました。

65歳以上の高齢者は3625万人、

総人口に占める割合は約30%だそうです。


僕もあと5年ほどで高齢者になります。

昨年発表された日本の男性の平均寿命は81歳です。

僕は現在59歳なので、既に人生の59/81、

人生の81分の59=約72%が終わっています。


陸上競技に例えると、トラック一周の残り4分の1、

人生の第3コーナーにさしかかっています。


ここまで走れたことがありがたく、

ゴールまで最後の全力疾走で、

毎日の診療と訪問診療をしたいと思います。


今までクリニックに通って来て頂いた患者さんも高齢になり、

運転免許を返納され、さらには回復が難しい病気や、

病気じゃなくても年齢的な衰えに如何ともし難い状態になることもあります。

人間誰しもいつかは亡くなります。

人生最期の場所が病院になることが多いですが、

この数年は自宅を選ばれる方が増えて来ました。


クリニックに通院されていた方が自宅で死にたいと希望されたら、

僕は最期まで付き合っていきたい、

人生の先輩たる患者さんの老い方、死に方に、

自分も一人の人間として毎日人生とは何たるかを学んでいます。


敬老の日に思うこと、

もう少し書きたいところですが今日はこの辺で。