うねび内科Blog
2025年問題《その2》
2021/04/27毎日、診察していると、
2025年問題に象徴される、高齢者の増加について実感します。
僕が医師になった1992年ごろは、
まだ今ほどの長寿の患者さんは多くなく、
90歳を超えた患者さんを診ることもなかったと思います。
うねび内科クリニックは開業して13年目になります。
開院当初は自分で運転して来院されていた方も、
年齢的に運転免許証を返納されて、家族に乗せてもらって来院されるようになり、
やがては通院が難しくなる方が増えました。
このような場合、今度はクリニックから往診や訪問診療という形で、
ご自宅へ往診して、診察する患者さんが増えました。
今まで病院で亡くなる方が多く、自宅で最期を過ごす方は少なかったのですが、
最近はまた増えてきています。
家族の介護を受ける方もそれができない方もおられます。
介護のことはまた次回に書きたいと思います。