うねび内科Blog
2025年問題《その6》社会的処方
2022/07/06「社会的処方」という言葉をご存知でしょうか?
前回、暑くなり、水分摂取をすすめる内容を書きました。
『大事なこと』→https://www.unebi-naika.com/blog/entry-140.html
例えば、一人暮らしで、暑くて買い物に出かけられず、
充分に食べられてないために脱水になり、来院した患者さんがいたとします。
この患者さんに点滴をして脱水を改善して帰ってもらうだけだと、
また脱水になるリスクがあります。
同じことを繰り返さないように、
買い物の手助けに介護保険を使ってヘルパーさんを頼んだり、
ケアマネージャーさんに連絡をして宅配食を手配してもらって、
脱水にならないようにするのが「社会的処方」の一例だと思います。
うねび内科クリニックでは、高齢社会に対応するべく、
この社会的処方を活用して、
高齢の方にもより良く生活していけるお手伝いができるように、
日々、頑張っています。