うねび内科Blog

第7波の波の高さ

昨年3月17日にブログで紹介した、海岸線のカフェBUSHの近くに、

ブログはこちら「絶景カフェ」

和歌山県白浜町椿の海の崖の上に建つ小さな旅館、

「海椿葉山」があります。

(写真は3年前に行ったときに撮りました)


小さな旅館で、特別なものはありませんが、

椿温泉のアルカリ性の温泉と、

太平洋の海の景色を見て、波の音を聴く、

何も無い、けどそれだけがあれば充分、

そんな旅館です。

台風が近づくと、間近に太平洋のうねりの白波の波濤が見え、

穏やかな凪の日は、海面の揺らぎが太陽の光を反射します。

どんな波の日も受け入れる小さな旅館です。


さて、コロナの第7波は太平洋のうねりに劣らず、一気に激しく押し寄せて、

連日、当院にはたくさんの発熱患者さんからの電話や、

かかりつけの患者さんの発熱症状に、

僕もスタッフも毎日、懸命に対応しています。


できるだけ多くの発熱患者さんに検査を受けていただくため、

クリニックの限界を超えて診察しています。


当ホームページ内の「症状のある方の外来について」では、

こちら

クリニック内の検査スペースで隔離して、

抗原検査をやPCR検査を受けていただくように記載しています。

しかし、現状これだけの方を一人ずつ院内で検査はできないため、

発熱外来の患者さんがクリニックに到着したら、

車から降りていただき、

駐車場の屋外で抗原検査等を受けていただいているのが実状です。

現在の第7波は続きそうで、

ご理解くださいますようよろしくお願いします。


屋外での検査の後、結果を電話でお伝えしていますが、

限られた時間内ですが、最大限詳しく説明させていただいています。

このような中、通常の高血圧などの診察に来院された方にも、

待ち時間が長くなったり、

駐車場の混雑でご不便をおかけしています。

第7波の間、どうしようもなく、

一部の患者さんが暑い中、自転車で来院していただいていることも聞き、

ありがたく思っております。


冒頭、案内した小さな旅館は、

波の穏やかな晴れの日も、

荒い天気の悪い日も、

心に海景色を残してくれています。


うねび内科クリニックも医師一人の小さなクリニックですが、

十分に行き届かない屋外での検査の方にも、

現状できる限りの対応をするべく、

スタッフも屋外での待ち時間短縮に、

日々工夫を凝らしているところです。


小さなクリニックから安心を持って帰ってもらえるよう、

がんばります。